08/10/13

touch

続き。楽器に限らずゲームコントローラのインタフェースも面白くてWikipediaに一覧されてる。ゲーム全然しないからあんまりわかんないんだけど(誰かの家に行ったときに少し使わせてもらったりしたことがあるだけだから)、Sock Masterさんのとこにあるゲームコントローラーの家系図(と訳してしまうのなんか変だが)を見るとビジュアルにその進化というかがわかって面白い。これを見てもなんかWii Remoteは突然変異って感じ。MOMAで行われたDesign and Elastic MindのページにあるA History of the Game Controllersも網羅的にわかる良い資料。で、ゲームもWii Remoteがそうであるようにやっぱりジェスチャ。

デスクトップでもようやく脱マウスが言われ始めてきてる。iPhoneに見るマルチタッチの方向は一つ、でもタッチは今のままだとiPhoneでわかるようにキー入力の多いデスクトップの世界に向かない。ハイブリッドな形は考えられるけれど本質的にマウスで動かされることを前提としている世界(WIMP)には適合しない。HPがTouch Smart PCでやったのは通常のデスクトップにタッチ用の別レイヤーを置く形で、携帯電話でもHTCのTouchFLOは同じような感じ。携帯電話のときにはまだいいけどデスクトップだと切り替える面倒さからその方法がいいのかはなんとも言えない。けど、もうすぐ新製品発表かもしれないが、今のMacBook Proのマルチタッチトラックパッドは地味なんだけどマウスな世界に適合する現実的な方法だと思う。タッチとは関係ないけどWacomタブレットを内蔵したThinkPad W700も面白い。

このことは2006年のTEDで一躍マルチタッチを有名にしたJeff HanのWiredによるインタビューでも言われていて、Perceptive Pixel(のことだと思う)ではハードウェアよりもマルチタッチで扱われる基底レベルのソフトウェアの方に注力しているそう。他にもマルチタッチは2点をタッチすることのように言われているが、実際には必要に応じた指の数、スタイラスやその他のオブジェクトを含めて複数のタッチのことだ、とか、当面家庭用ではなく特化した方面に展開していくとも。CNNのMagic Wallのように。そうそう近くの不動産屋で、もちろんマルチタッチではない、たぶんこのComaCatのテクノロジなんじゃないかと思うけれど、不動産屋が閉店した後でもガラス越しにタッチして物件検索ができて、特定業務に特化したこういう方向の使われ方をされていきそう。そういえばMicrosoftでSurfaceのデモビデオいろいろ見てもある種特化した方面ばっかりだよなあ、テキスト入力について彼らはどう考えているんだろう。というかデモ的なのだけでなく現実的なのを見せてくれと。
まあ家庭用はハードとOS両方持ってるAppleが先に進めるような感じがする。んーと、でも結局普通にデスクトップでコンピュータ使ってる限りマウスをなくすことは特定用途に限定しないかぎりできないと思う。あーつまらん結論だ。

次。これの前に、フィジカルなものがデジタルにマッピングされるけど逆もできてくると、なんて書いたんだけどそれってどういことかというと、こんな感じのこと。

これはイギリスのGirton LabsというとこのSenseSurfaceというやつで、このページにEQにくっつけているような画像が見れるけど画面に表示されたインタフェースにこういうフィジカルなものをマッピングしてコントロールできたら凄く便利に思う。インプットの問題はペンで書いたら線が書けてとかキーボード置いたらキー入力ができてみたいなフィジカルデバイスとくっついてくと結構解決できそうな気もしたり。

その他Wii Remoteのハックだとか、WebCam使った、最近ではOffice LabsのTouchlessなんてあった、だとか、その他Virtual RealityやAugmented Reality系のいろいろと、いやいや面白い。他にも今のところインタラクションとは絡んでないただのディスプレイだけど寺岡精工のELEXYとタッチがくっついたらかなりかっこいい。まあWebCamベースだったら応用できるだろうし。
そういうわけでまだまだ欠点はあるにせよ、マウスがなくなるにせよなくならないにせよ、iPhoneにしろTouch Smartのような現実に製品が出て、製品はなくてもSDKがあるものもあって、だからアプリケーションを考える上で頭に入れておかなければならないわけで、これは楽しい、それはもうかなり。

最後、フィンランドにMulitiTouchというそのまんまの名前の会社があって、ここの製品、1メートル x 60センチ、奥行き50センチ位のマルチタッチのインタフェースを備えた箱を扱ってて、しかも複数をくっつけて巨大なディスプレーとしてあつかえるので、こいつをマーシャルのアンプのように積み上げることを想像すると、凄い。実際に既に販売されているのか不明だけれど、どっかの企業が買って展示してくれたりしないものか。YouTubeだと画質悪いのでこっちのMPEG4バージョンを見た方がよくわかる。


やっぱまとまらなかったな…

[via liftlabだとかTechCrunchだとかNotCotだとかその他いろいろ]